ウィザードリィ・外伝III ウラワザ集
SCRIPTURE OF THE DARK/闇の聖典

アイテム関連 / アイテムとお金の増殖 / キャラクター関連 / 経験値とレベルアップ / スーパーキャラクター / 能力値・HP上昇 / 性格・年齢操作 / 蘇生と脱出 / 戦闘関連 / 迷宮関連 / 豆知識


外伝III アイテム関連


   呪いを利用した重ね装備

まずレベルの低いビショップに最上級の装備をさせる。次に呪われアイテムを識別させてわざと呪われる。そして再装備すると、ACは最初の装備+呪われアイテムの分だけ下がっている。これは、鎧、盾、兜、小手、ミスクと各装備別に行うことができ、またAC効果の低い順(例 悪魔の胸当て(−3)→呪われた鎧(−5))に識別失敗すれば、更に効果を重ねることができる。ビショップが装備できない呪われアイテムでもOK。(そういうアイテムにACが下がる装備はないが)

   ほうじゅ取得時の注意点

南の洞窟のクリアアイテムである「ほうじゅ」を入手するには、一旦捨てて後からブラックボックスで回収する必要がある。しかしブラックボックスがストックできるアイテムは8個までなので、捨ててからそれ以上のアイテムを捨てた場合は回収できず、再度取りに行かなくてはならない。逆にほうじゅがブラックボックスから消えるまでは「ほうじゅを かえせ!」と言われるだけで、手に入れるかどうかの選択肢は表示されない。

   忘却の書の初期化は

忘却の書のSPで初期化されるのはデュマピックのマップのみ。カギや隠し扉、一部のイベントフラグは初期化されない。

   アイテムの付加効果は

アイテムに備わる、火・冷気のダメージ減少、状態異常への耐性は持っているだけでその効果を発揮する。ちなみに外伝IIIには、クリティカルヒットを防ぐアイテムは存在しない。
一方、倍打効果は装備しないとその効果を発揮しない。また、呪文無効化(ブレス無効化も兼ねる)も装備が必要だが、各部位に装備した効果は累積するので、職業によっては高い無効化率を実現できる。
ヒーリング効果については、+効果は持っているだけで効果を発揮するが、−効果は装備して初めて効果を現す。ただし+効果があっても呪われている物はその+効果が発揮されない。また「せいなるやり」はバルキリーが所持または装備したときのみその+効果を発揮する。ちなみに「きょじんのゆみ」は1ターン13ポイント回復する上、職業の制限もないため全員に持たせたい。

   不確定名を知るには

鑑定してしまった、あるいは元から鑑定されているアイテムの不確定名を知るには、迷宮で一度捨てて、ブラックボックス(墓地1F東5北11)で拾い直せばよい。


外伝III アイテムとお金の増殖


   イベントアイテムの増殖

イベントアイテムのうち、クリスタルのかぎ、ぎんのかぎ、いどのかぎ、しろのかぎ、きんのかぎ、どうのメダル、ぎんのメダル、きんのメダル、じいんのかぎ、さびとりオイル、じいんのかね、ちかいのあかし、ドラゴンのうろこ、ページ1、ページ2、ページ3、ページ4、ページ5、ページ6、まほうのまよけは、入手してから捨てると再度イベントが発生して再び入手できる。これを8回繰り返した後、捨てたアイテムをブラックボックス(墓1F-E5N11)で拾えば、一度に9個のアイテムを持ち帰ることができる。なお、ちかいのあかしは1つ入手した後は、リセットまたは電源を切らない限り<アガン>の死体なしで再入手できる。
また、てんせいのしょも、迷宮で捨てて訓練場の誰も持っていない状態にすれば、商店に入る→出るだけで再び入手できるので、同様にゴミ捨て場で回収すればよい。
一方、ほうじゅは、入手条件がブラックボックスも含めてどこにもないことなので、この方法では増殖できない。また、サファイヤオーブ、ルビーオーブ、エメラルドオーブ、ダイアモンドオーブは闘技場で各1つづつしか入手できず、迷宮モードが終わると全部没収されるため増殖はおろか持ち出すことすら不可能である。
なお、複数のほうじゅを城に持ち帰った場合、没収されるのは1つだけ。また、複数のちかいのあかしを城に持ち帰った場合も、没収されるのは1つだけである。

   ケーブル転送によるキャラコピー

ゲームボーイとカートリッジを2組用意し、通信ケーブルでつなぐ。キャラを転送して、受信側に「うけとりますか」の表示が出たら、「はい」と答えると同時に送信側の電源を切る。受信側にキャラがいることを確認し、更に送信側を立ち上げて送信したはずのキャラが残っていれば成功。当然アイテムもお金もそのままコピーされている。
もし電源を切るタイミングに自信がなければ、次のプロセスでもコピーできる。同様にキャラを転送して、受信側に「うけとりますか」の表示が出たら、送信側の電源を切り、また立ち上げる。そして「キャラクターの転送」を選び、「キャラクタを転送する側の・・・」の画面を出す。ここで初めて受信側は「はい」と答えてキャラクターを受け取る。少々手間は増えるがこちらの方が確実である。

   通信対戦によるキャラコピー

ゲームボーイとカートリッジを2組用意し、通信ケーブルでつなぐ。対戦モードを行い、増やしたいキャラをわざと負けさせる。勝った側がそのキャラを奪うと、負けた側の画面に「まずグランタンの酒場でパーティを組んで下さい」と出るので、そこで負けた側の電源を切る。再び立ち上げると、両方に同じキャラがいる。(奪ったキャラは死んでいる)

   ダミーキャラで金稼ぎ

このシナリオでは、新しく作ったキャラはお金をまったく持っていない。しかし、キャラクターの転生で適当な名前とパスワード「0」(ゼロ)を入れると善の戦士が転生される。このキャラは最初から500ゴールド持っているので、ダミーキャラとして大量に作ってお金だけ奪ってすぐに消せばゲーム開始直後から大金持ちである。なお、このキャラが持つ古代装備はミケラ商店で換金できない。


外伝III キャラクター関連


   レベル0のキャラクター

戦闘の際に現在のレベル以上のエナジードレインを受けるとロストするが、この時にロクトフェイト(マロールは×)で城に戻ると、レベル0で「じょうたい:そうしつ」のまま寺院に収容される。このキャラは、下記のような特徴がある。
・寺院ではリストに出てこないため助けられない。
・寺院に他の誰かを預けているとリストに表示され引き取ることができる。
・商店に入ったり、宿に泊まろうとするとメッセージがバグる。
・ディやカドルトを使うと「いきています!」のメッセージの後で完全にロストする。
・このキャラを含むパーティで戦闘を終了、または全滅すると完全にロストする。
なお、このキャラを寺院から引き取って酒場に行き、付き添いのキャラを適当なアイテムのSPで死亡等の状態異常にして寺院に預けることにより、「じょうたい:そうしつ」キャラが単独行動できるようになる。このキャラだけで迷宮に入ってキャンプを解くと全滅→ロストしてしまうが、外伝Iのようにデータがメチャクチャになる事はないようだ。
ちなみにこのキャラは一部アイテムの状態治療SPで蘇生が可能。ただしレベルは0のままで、次のレベルへの経験値は職業に関わらず15,319,213と莫大な値が表示される。頑張ってこの経験値を稼いでも0と表示され、結局レベルアップすることはできない。

   過去の称号について

外伝Iから転生(パスワード)したキャラは例外なく「」が付いている。しかし転送(対戦ケーブル)した場合は変化なし。「」のキャラで外伝IIIを遊ぶことも可能である。
また外伝IIから転生したキャラは例外なく「」が付いている。しかし「」の称号は転送すれば外伝IIIでも通用する。ただし「」の称号は転送すると消えてしまう。

   罠で回復する

パーティに死亡状態か灰の状態のキャラを加えて、敵と戦闘する。戦闘終了後、宝箱の罠が「亡霊の群れ」だったら、わざと引っかかる。すると、死亡か灰のキャラのHPが少しだけ回復する。しかし復活するわけではなく、しかも他のキャラのHPは激減してしまうので、まったく実用的ではない。

   タダでHPを回復

悪魔の胸当てのSPは、絶対に壊れることなくHPを完全回復するというもの。ちなみに呪われているが、装備せずにSPを使えば問題はない。

   男女の能力差

男女の能力差は最終的には解消される。専用アイテムが多い分、女を選んだ方がトクだろう。

   素手の忍者について

忍者は2レベル上がるごとにACが1下がる。

忍者の素手攻撃(防具もなにも装備しない状態)はレベル9からロングレンジになる。

   アルケミストの沈黙無効は

アルケミストはBCFとは違い、沈黙させられてしまう。

   SPは種族に関係ない

たとえその種族では装備できないアイテムでも、SPを使うことは可能である。
例)フェアリーのビショップを蝶のナイフで忍者にする。


外伝III 経験値とレベルアップ


   ボスと連続して戦う

ボスは倒したときに落とすアイテムを持っていなければ大抵また現れる。そこでアイテム欄をいっぱいにしてそれ以上アイテムを入手できない状態にすれば、連続してボスと戦うことができる。充分に強ければ効率よく経験値を稼げるだろう。

マーフィーズゴースト[A]の場合。特に条件はない。一度勝利してから探すと再び出現する。

ビショップの場合。パーティメンバーの誰も「じいんのかね」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とすベルをそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

ダリアの場合。パーティメンバーの誰も「どうのメダル」と「ちかいのあかし」を持っていないのが条件。一度勝利してから探すと再び出現するが、戦闘前にキャラが1人麻痺してしまう。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とすコインをそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

ガリアンリーダーの場合。パーティメンバーの誰も「ぎんのメダル」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とすコインをそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

デビルブックの場合。連続して戦うことはおろか、一度勝利したら初期化しない限り二度と戦えない。

ドラゴンゾンビの場合。パーティメンバーの誰も「ドラゴンのうろこ」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみにアイテム欄をいっぱいにしなくても、落とす鱗をそのつど捨てていけば同じく何度でも戦える。

アガンキングの場合。パーティメンバーの誰にも「」か「」の称号が付いていないのが条件。一度勝利したらその場で冒険の中断→再開してキャンプ解除すると再び出現する。

ダイアモンドキングの場合。パーティメンバーの誰も「まほうのまよけ」を持っていないのが条件。一度勝利したらその場でキャンプ→解除すると再び出現する。ちなみに「まほうのまよけ」はダイアモンドキングが落とすわけではないのでアイテム欄をいっぱいにする必要はない。

   転職アイテムによるレベルアップ

まず、ある程度レベルの上がった忍者を、法王のローブのSPを使ってビショップにする。すると、そのまま宿に泊まるだけでいくらかレベルアップする。そのビショップを蝶のナイフで忍者に戻し、ドレインを受けるかマハマンを唱えさせると、忍者とビショップの必要経験値の格差により、逆に経験値は上がっている。ここでまた法王のローブを使ってビショップに戻せば、増えた経験値の分レベルを上げることができる。これを繰り返していくと加速的にレベルが上がっていく。
余談だが、経験値は4294967295でカウンターストップし、レベルの上限は32000。HPの上限は30000で、表示は「0000/0000」である。

   ワイバーンの養殖

ドラゴンの洞窟に現れるワイバーン。経験値が29210ポイントとそこそこ高く、仲間を呼ぶ。ダメージ200オーバーはかなりの脅威だが、バマツの連呼でかなり回避できる。そして1匹だけにして、バマツとノーフィスを連呼、増えたら即一匹にし、ノーフィスが切れたら、かかるまでモンティノを連呼して呪文を封じよう。後は全滅させないよう適度に増やしながら倒していけば短時間で莫大な経験値を得ることができる。
ちなみにこれまで養殖の定番であったグレーターデーモンだが、無効化率がアップし、更に攻撃がヒットするとほぼ確実に麻痺するので実用的ではない。

   自動戦闘

墓場の一郭(東4北14)に現れるマーフィーズゴースト。スーパーゲームボーイに接続して、連射付きのジョイスティックを用意し、Aボタンとセレクトボタンを連射固定すると、勝手に戦闘を繰り返してくれる。逃げられないので注意すること。

   転職アイテムを使った後は

転職アイテムを使って転職するとレベルや経験値は元のままで変わらないが、下級職から上級職に転職した場合は、必要経験値の格差によって次のレベルに上げるのは非常に大変である。そこでマハマンを唱える、あるいはドレインを受けてわざとレベルを下げると、経験値は現在のレベルから逆算されるので、結果、元の経験値より高くなっている。


外伝III スーパーキャラクター


   忍者の攻撃力をUPさせる

忍者のレベルが1008〜1011になったら、おもむろに装備を外してみよう。すると2000〜3000くらいのダメージを与えられるようになっている。更に隠れて奇襲すれば7000くらいのダメージ叩き出す事もある。
しかし更にレベルを上げると、逆に攻撃力は下がってしまうので注意すること。

   忍者の装備をビショップにさせる

忍者にフル装備をさせ、それらを装備したまま「ほうおうのローブ」のSPを使ってビショップに転職すると、装備はそのままでビショップになっている。このキャラは元の忍者と比べると攻撃回数は落ちるが、クリティカルウェポンを装備していればクリティカルを出せたりする。ちなみに気に入らなければ「ちょうのナイフ」を使えば元に戻る。
なお、ほうおうのローブを装備できないフェアリーでもSPを解放することは可能である。

   中立のビショップ

外伝IIの「能力値ALL27のパスワード」は外伝IIIでも有効。能力値こそ種族基本値だが、職業や属性は受け継がれるため、最初から中立のビショップなどを作ることができる。

   呪文の使用回数がALL9

マハマンの「魔力を回復する」は全員の呪文使用回数をALL9にする。マハマンを唱えた後、ロクトフェイトで逃げれば経験値が減ることもない。


外伝III 能力値・HP上昇


   レベルアップをやり直す

宿屋でレベルアップした後、宿屋から出ずにリセットすると、そのキャラはレベルアップ前の状態に戻っている。これを利用すれば、納得いくまで能力変化をやり直すことができる。しかしレベルアップ後に宿屋から出てしまうと、リセットしても戻らないので注意すること。

   マハマンかエナジードレインを利用する

マハマンを唱えるかドレインを受けた後に、戦闘が終了しないうちにロクトフェイトを唱える。するとレベルは下がっているが経験値は元のまま。宿屋に泊まればレベルアップした分、能力値とHPが上がる。なお、ロクトフェイトでなくマロールを使うと、経験値が減ってしまうので注意。


外伝III 性格・年齢操作


   宿屋のキャンセル

十分なお金を持って宿屋に泊まった場合、途中でAボタンを押すとHPが完全に回復するまで泊まったことになり、それに伴ったお金が引かれ、年齢が追加される。一方、途中でBボタンを押すとそこで宿泊は止まり、それ以上お金が引かれたり年齢が上がることはない。
なお、1260歳に達するキャラが宿泊中にAボタンを押すと、年齢がループした上に相応の年齢が加算される。一方、宿泊が止まるまで何も押さないか、もしくはBボタンで止めた場合は、HPが回復するだけで年齢は変わらない。

   年齢ループ

年齢の上限は1260歳。ここで一度死なせて生き返らすと0歳になる。0歳ではレベルアップで特性値が下がることは皆無。

   若返りのアンクは

若返りのアンクは18歳まで有効。

   宿屋の法則

HPフルで簡易寝台以上に泊まれば一切年を取らない。ただし馬小屋ではたとえHPフルでも、1/7の確率で1週間年を取る。


外伝III 蘇生と脱出


   100%蘇生術

闘技場の迷宮モードを利用する。迷宮モードでのディやカドルトは失敗することがなく、確実な蘇生が可能。またディやカドルトを使えるキャラが居なくても、迷宮内で手に入る各オーブにはディかカドルトの効果があるので、それを使えばよい。なお、ルビーオーブ(オーブ2)とダイアモンドオーブ(オーブ4)がディ、サファイヤオーブ(オーブ1)とエメラルドオーブ(オーブ3)がカドルトである。灰のキャラ復活には後者を探す必要がある。
また迷宮モードでなくても、聖なる鎧などのSPを解放すればHP全快で確実に復活する。余談だが外伝IIIはロストすると「そうしつ」と表示されてその場で消えるため、「ロスト」という状態は存在しない。

   リセット技

戦闘中にリセットすると、その戦闘で起きた出来事はすべてキャンセルされる。つまり死もドレインも怖くないワケ。またキャンプ中にリセットするとキャンプ前の状態に戻ることができる。更に宿でレベルアップの成長結果が思わしくないときも、リセットでやり直すことができる。なお、マニアモードでは、城を出た時点に戻される。

   一方通行の扉を通ってしまったら

一方通行の扉を通ってしまった場合、その場で一歩も歩かずにぐるぐる回っていると敵が出現するので、その敵から逃げれば通る前のブロックに戻ることができる。


外伝III 戦闘関連


   ヒーリングバグ

モンスターに備わるヒーリング能力は、HP回復ではなくレベルアップとして機能している。例えばエレファントソルジャーはレベル18だが、ヒーリング+20が設定されているため毎ターン20レベルずつ上がっていく。更にこの効果は戦闘開始時から適用されているようで、エレファントソルジャーなら最初からレベル38相当となる。モンスターのレベルはこちらに攻撃がヒットする確率や即死呪文への耐性などに関わっており、戦闘が長引けば長引くほど危険。なお、毒の効果(ターン毎に減るHPの値)は前ターン終了時のHPの10%となっており、モンスターレベルとは関係がない。

   マウジウツの有効具合

このシナリオではモンスターの僧呪文無効化率(状態変化呪文に対応)が機能していないため、マウジウツが非常に強力な呪文となっている。こちらのレベルが高ければラスボスであっても即死させることが可能。具体的にはモンスターレベル+ヒーリングバグによるレベル加算よりも術者のレベルが高ければ大抵は効く。
注意点としてヒーリングバグは戦闘開始時から適用されているようで、例えばエレファントソルジャーはレベル18だが戦闘開始時すでに+20加算されるため、魔法使いがレベル38程度になっていないと効果がない。また敵が気付かない場合、1ターン呪文が使えない間に敵のレベルが上がってしまい効かなくなる事も起こりえる。

   アンデッドモンスターをディスペルできなくなる

カティノ、ラニフォ、ロクド、バスカイアー、マウジウツなどで状態変化を起こした不死系モンスターには、ディスペルを試みても失敗してしまう。またモーリスで驚かせた場合もそのターンではディスペルすることができない。ちなみにモンティノで黙らせた場合は問題なくディスペルできるため、この現象は行動不能状態でのみ起こるようだ。なお、1グループ内で行動不能なモンスターとそうでないモンスターが混在する場合、行動可能なモンスターにはしっかりディスペルは通用する。

   混乱を無効化

カンティオスによって混乱してしまったキャラでも、コマンド選択を何度もやり直すことにより、「呪文」や「呪いを解く」コマンドが表示され、問題なく実行できてしまう。

   モンスターの確定アニメーションを見る

敵モンスターの正体を見破るラツマピック。普通にかけると不確定の敵が確定した敵に変化するのが見られるが、確定敵にはもちろん変化なし。ところがあらかじめラツマピックをかけておき、戦闘に入ってからまた唱えると、確定敵でも不確定→確定アニメーションを見ることができる。ちなみにこのワザは戦闘1回につき1度だけできる。

   ラスボス回避

最初からダイアモンドキングと戦わずに魔法の魔除けを入手する方法。
ダイアモンドキングと遭遇したら、普通には逃げられないのでマロールで逃げる。するとダイアモンドキングが居る部分のマップが埋まるので、その場所へマロールで飛び込む。すると戦闘になるのでリセット。冒険を再開すると、ダイアモンドキングの座標に居るにもかかわらず戦闘にならないので、楽々魔除けが取れる。マニアセーブ時は使えないので注意。
珍現象として、ダイヤモンドキングのイベントに通常モンスターが割り込んで逃げた場合も同様にマップの座標が埋まる。

   アガンを戦闘に参加させる

アガンの死体をパーティに加え、戦闘中にマハマンで生き返らせると、その戦闘だけアガンを操作することができる(戦闘が終わると再び死ぬ)。特徴は魔法が使えない(死んでいるので唱えられません、と出る)、ショートレンジ(エクスカリバー)を装備しているのでパーティが計3人以下でないと直接攻撃できない。なお、アイテムの使用は可能。(転移の兜のマロールのみ)

   隠れた状態での回避能力

隠れている状態だと敵の攻撃が当たりにくく、当たったとしても攻撃回数を低く抑えることができる。これはACは無関係のようで、例えばAC-99でも9回ヒットしてくるような強敵が、AC10の隠れたキャラにはなかなか当てることができない。ただし隠れるのは100%成功する訳ではなく、成功・失敗・見つかった等のメッセージも表示されず、いつの間にか見つかって多段ヒットしたりするため油断は禁物。

   対戦モードについて

キャラ同士の対戦ではラバディ、バディ、ロクドがメインとなるが、バディ、ロクドはレベルが高い相手には殆ど効かない。バディに魔法防御は効果が無く、レベルのみが関係する。ラバディやバカディは装備で回避率が多少高まる。
対戦では一番最初に行動したキャラのパーティが先手を取れる。パーティ内で素早さが全く同じ場合には必ず前列のキャラから攻撃する。


外伝III 迷宮関連


   クリア前にドラゴンの洞窟に入ってしまうと

普通、ドラゴンの洞窟にはシナリオクリア後でないと入れないが、山脈2Fにて戦闘中にマロールで逃げると森3のダークゾーン=洞窟の入口に飛ぶことがある。これによりクリア前にドラゴンの洞窟に入れるが、その後ゲームをクリアしてアガン王に話しかけてもドラゴンの洞窟のアイコンが記入されなくなってしまう。こうなると一度山脈に入って外に出て、そこからマロールで洞窟の入口まで飛ばなくてはならない。
なお、その気はないのにダークゾーンに飛んでしまった場合、洞窟への階段さえ使わなければ大丈夫。洞窟には降りずに(階段の座標を踏んだだけならセーフ)クリアすればちゃんとアイコンが記入される。

   呪われた城での怪現象

迷宮にある大抵のテレポートはその一歩前から覗くとテレポート先の風景が見える。しかし呪われた城2Fのアガンが居る場所の隣にある城へのテレポートだけは、テレポート前の場所で振り向いたりキャンプを解いたりする度にテレポート先の風景が変わる。

   闘技場でMP回復

闘技場に入り、めいきゅう→1Pとして迷宮モードを始め、途中でリセットすると(キャラを分ける段階でもOK)全員のMPが回復している。
ちなみにHPは回復しないので、迷宮モードで受けたダメージは迷宮モード内で回復しておくと良い。

   バグマップに行ける

キャラクターを20人目一杯に登録し、一番最後のキャラクター(ダミーキャラが望ましい)を先頭にしたパーティを組み、迷宮内に待機させる。そして訓練場でキャラクターの転生を行う。すると転生したキャラクターは訓練場の一番最後にいるキャラクターに上書きされる。このキャラクターで冒険を再開すると、パーティは数歩歩くごとに景色が目まぐるしく変わる、いわゆる「バグマップ」にいるはずだ。このバグマップは外伝IやIIの「かい」とよく似ており、注意点や対処法もそれに準ずる。

   ブラックボックスについて

1F-E5N11にあるブラックボックスでは迷宮内で捨てたアイテムを再度拾うことができる。ストックされるアイテムは最近捨てたアイテムから遡って8個までで、過去に捨てたアイテム→最近捨てたアイテムの順に1つづつ拾える。拾うキャラはそのつどランダムに決定され、そのキャラの持ち物がいっぱいの場合は拾えない。なお、拾ったアイテムは一律不確定状態になっている。ちなみに酒場で捨てたり、迷宮選択直後のキャンプで捨てたアイテムはストックされない。


外伝III 豆知識


   罠が発動しない宝箱

どんなキャラでもレベルが高くなると、宝箱を「あける」だけで罠を発動させずに中身を無事に入手できるようになる。大抵の宝箱はレベル300程あればOKだが、ドラゴンの洞窟の最高レベルの敵が出す宝箱を安全確実に開けるには、レベル500は欲しい。

   モンスターグラフィック&サウンドテスト

訓練場で名前を「 −PIN− 」と入力する。

   マニアモードについて

マニアモードではキャンプ等による迷宮内セーブが無効であり、セレクトボタンからの冒険の中断もできない。例えリセットもしくは電源を切ったとしても、城を出てからの行動は一切なかったことになり、各迷宮の入口からやり直しになる。ただし一応迷宮には入っているので、善悪混成パーティを組む事は可能である。一方、城での各行動はノーマルモードと同様、そのつどセーブされる。
冒険の中断が不可という事は、それを駆使して玄室の敵を復活させる事もできない。しかしマロールで同座標にテレポートすれば復活させることができる。
なお、マニアモードをクリアしても何の特典もない。またノーマルモードとの違いは説明書にあるようにセーブ方式だけである。

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